その日は朝から背中の方に違和感がありましたが、仕事に集中しているうちに忘れてしまう程度の軽いものでした。しかし夕方、椅子から立ち上がろうとした瞬間に、右胸の脇から背中にかけて突き刺すような激痛が走ったのです。あまりの痛さに息を止めてしまい、しばらく動くことができませんでした。心臓の病気ではないかという恐怖が頭をよぎり、私はパニックになりながらも、まずは何科に行くべきかスマートフォンで必死に検索しました。肋間神経痛という言葉をそこで初めて知り、多くのサイトが整形外科を推奨していましたが、私は念のために総合内科を受診することに決めました。内科に駆け込むと、医師は私の話を丁寧に聞いた後、すぐに心電図と胸部レントゲンの検査を行いました。結果として心臓や肺に異常がないことが分かった瞬間、心の底から安堵したのを覚えています。医師からは、内臓疾患の心配はないので、次に整形外科で詳しく診てもらうようにとアドバイスを受けました。翌日、紹介された整形外科を訪ねると、そこでは首から背中にかけてのレントゲン撮影が行われました。結果は、長年の猫背と長時間のパソコン作業による背骨の歪みが、肋間の神経を圧迫しているというものでした。診断名はまさに肋間神経痛でした。整形外科では痛み止めの内服薬と湿布を処方され、同時に理学療法士によるストレッチの指導も受けました。自分の姿勢がいかに体に負担をかけていたかを思い知り、反省すると同時に、原因がはっきりしたことで精神的にも非常に楽になりました。もし私が最初から整形外科に行っていたとしても同じ結果だったかもしれませんが、内科で他の重篤な病気を否定してもらったことが、結果的に治療に専念できる安心感に繋がったと感じています。数週間の通院と自宅でのストレッチの結果、あの鋭い痛みは徐々に影を潜め、今では以前と同じように快適に過ごすことができています。この経験を通じて学んだのは、体の異変を感じた時に自己判断をせず、まずは専門の医師に相談することの大切さです。肋間神経痛は何科に行けばいいのか迷う症状ですが、まずは自分の安心を第一に考え、適切なステップを踏むことが回復への近道だと確信しました。
突然の胸の痛みに襲われた私が体験した受診の記録