先月の終わり頃、我が家の長男が学校から帰宅するなり、今日はなんだか足が痛くて重いんだ、と言ってソファーに倒れ込みました。熱を測ると37.1度。顔を触ると少し熱いものの、食欲は普通にあり、その晩はぐっすりと眠りました。翌朝には熱も下がり、本人も元気そうだったので、私は迷わず学校へ送り出しました。これが今思えば、りんご病の初期症状の1日目だったのです。その後の3日間、息子は特に変わった様子もなく過ごしていましたが、4日目あたりから少し鼻声になり、時折頭を痛がる素振りを見せました。しかし、熱が出るわけでもなく、学校を休ませるほどではないと判断し、通常の生活を続けていました。ところが、最初の不調からちょうど8日が経過した日曜日の朝、鏡を見た息子が叫び声を上げました。お母さん、顔が真っ赤だよ!駆け寄ってみると、両方の頬がまるで誰かに叩かれた後のように、赤く火照っていました。小児科へ行くと、診断はやはり伝染性紅斑、つまりりんご病でした。先生からは、1週間前の足のだるさと微熱が初期症状で、その時に一番ウイルスを撒き散らしていたんですよ、と教えられました。私はその時初めて、初期症状の恐ろしさを知りました。息子はその日の午後から、腕や太ももにも赤い網目のような模様が出始め、本人も自分の体を見て少し気味悪がっていました。発疹が出始めてからは熱もなく元気そのものでしたが、日光に当たったりお風呂で体が温まったりすると、発疹が濃くなり、少し痒みを感じるようでした。結局、顔の赤みが完全に引くまでにさらに1週間、足の模様が消えるまでには10日ほどかかりました。この一連の流れを経験して分かったのは、りんご病は発症のサインが非常に分かりにくいということです。初期症状の足のだるさを、単なる運動会の練習の疲れだと思い込んでしまった自分を反省しました。次に息子が、理由のない微熱や体の重さを訴えたときは、たとえ顔が赤くなくても、りんご病の初期症状を疑って、より慎重に過ごさせようと心に誓いました。これから流行期を迎える中で、同じように子供の小さなサインに迷っている親御さんがいたら、初期症状としての筋肉痛や微熱を、体からの重要なメッセージとして受け止めてほしいと思います。